海のルアーで岸から楽しむターゲット メバル、アオリイカの他にもいろいろと
中学生の頃から釣りを始めた私、近所の野池でフナ釣りからスタートし、バス釣り、管理釣り場でマス釣りから投げ釣り、そしていろんな釣りを楽しんでいます。
まずはそのあたりから…
バイクの車の免許を取った後、バイク、キャンプ、スキーなど他の趣味に走り、再びバスに復帰し、車で加古川や明石などの東播エリアで遊び回ってました。
その後、海でのルアーだと70とか80、100cmのスズキさんが釣れるとか聞いてソルト系ルアーに変わっていきました。
シーバス(スズキ)さんの後は、メバル、アジ、サバ、カマス、タチウオにアオリイカ、たまにマゴチさんと食べて美味しいのばかり…釣れるんだと、家でも好評なのでどっぷりとハマッております。
釣った感触や釣るための手段、道具を眺めたりと楽しみ方はいろいろですが、美味しく食べて楽しむことも大きいですね。
釣りの楽しみ方として、アジングってどこが面白いのか?自分の場合を考えてみました
最近のルーティンとして、春からメバル、少しイカ、メバル、夏からメッキ、アジ、秋はイカ、メッキ、そしてアジ、メバルになり一年を通してますけど、最近アジのルアー釣りが面白くてしょうがありません。
食べて美味しいですし、群れにあたると良く釣れますし、20cmとかになればそれなりに引きも面白いです。
が、面白さにハマったのはそこではないんですよね。
数を釣るならサビキで良いワケですし、大きいのを釣るなら船に乗れば確率も上がりそうです…が、あえて漁港とかで釣ると楽しいのか…。
それが先日行った港で少しわかった気がしたのですが、それは…。
アジング(アジフライサイズ)の楽しみ、面白さはうまくフッキングさせてサイズや数ではなく、完全に自己満足の世界だけで楽しめるからだと思っています。
うまくフッキングさせる楽しみ方とは
少しだけでもルアー釣りをしたことがあれば分かりますけど、普通はトリプルフックがルアーに2つついていて、それをリールで巻いて魚に口を使わせてハリにかけます。
アジングの場合、しかも漁港内でアジフライサイズや、南蛮漬けサイズを釣るにはジグヘッドというハリとオモリが一緒になったものを使います。
このハリにつけた3~5cmくらいのワームをアジが口にした時に、コツコツ、プルプルといった表現のようなアタリ、感触が竿先から伝わってきます。
普通、魚のサイズが大きくて重さが十分あったり、エサと思ったワームをくわえた後反転していくような魚だと、その魚の重みなどで勝手に針が口にかかります。
でも、10~15,18センチくらいまでのアジ…、軽すぎてフッキングしません。
しかも口に咥えてそのまま泳いでる…ので、ちゃんと手首を返して竿を動かしフッキングするという動作が必要です。
このフッキング、アジフライサイズに限って言えば難しいのです。
早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ、強すぎても弱すぎてもダメなんです。
ほんの10cmちょっとの魚で、そこまで慎重に、そしてその日のベストな選択を行わなければアジフライが食べられない…、そんなハードルの高い釣り、面白いですし、楽しいと思いません?
釣れるパターンを見つけるのが大変だった
この前のアジ釣りでは…いろんなパターンで釣れてしまい何をすれば良いのかが分からなくなってしまいました。
- ジグヘッドをリールを巻かずにフォールさせると食ってくる
- 何も考えずに表層を早めに一定の速度で巻いてくると食ってくる
- 底のほうをゆっくり巻いてくると食ってくる
- 巻いてくる間に一瞬止めたりすると食ってくる
- 竿先を小刻みに揺らし、ジグヘッドがピクピクしてる感じで食ってくる
などなど、群れに寄るのかそのタイミングなのか、食っている餌の加減か分かりませんが、食い方が数分置き、または群れの違いで完全にパターンが変わってしまってました。
そうなると連続で釣れず、今までに経験したアジングとは違った攻略法が必要になったのですが、そんなパターンは初めてですから結局適当に当日に釣れたパターンを試しながら少しずつ釣果を伸ばすしかできませんでした。
これだけでもアジングにはいろんな経験が必要になってくるのが分かります。
もちろん何にもせずにバンバン釣れる時もあるのですが、それはそれでそんなパターンなんでしょうね。
一番面白いのは上あごへの確実なフッキング…を行うこと、出来た時
上記のように釣れるパターンがいろいろで、使うルアーでの楽しみ方などもありますが、やはりアジングの一番の面白さは上あごへジグヘッドのフックを確実に掛ける…コトだと。
魚が軽いので重みでフッキングすることもありませんし、変な掛かり方をすると口の周りの軟らかいところにフッキング、そのフッキングした穴が拡がり外れてしまう事も多々あります。
そこでアタリを確実に感じ、タイミングを計り、適度な力、手首の返しの速度などを考えうまく上あごの硬い部分にガッチリとフッキングさせ、15cmくらいのアジで盛り上がる…、いやいや楽しい大人の遊び方ですよ。
そんな釣りをスムーズかつ楽しく楽しむためには、やはりその釣りに合ったタックルが必要なんですよね。
アジングはベテラン、経験者向きの釣りのような気がします
初心者には無理ではなく、経験の長いアングラーさんが一匹ずつ確実にフッキングしたり、狙った釣り方、レンジ、場所などで手軽な道具で奥の深さを感じながら楽しむというマニアックな世界…、といった釣りのような。
違うのかな…。
本屋さんとかで見るアジングの本、何だかちょっと違うといいますか…。
難しい釣りではないと思いますが、少なくとも初心者、ビギナーには簡単でない釣りのジャンルになると思います。
夜釣りでフロロやエステルラインの極細…、にジグヘッド0.4とか0.8g。
キャストから難しいし、そのウエイトでボトムをスローでリトリーブ、途中でシェイクとかリフト&フォール…、もう無理でしょ、夜釣りが基本ですし。
それがその日のうちにパターンが変わってしまったりする上に、フッキングの難しさもかなりのものですからね。
アジング、マスターしていないワタシのタックルを一応…
- ヤマガブランクスのブルーカレント68Ⅱ
- リールは2000番台
- ラインはPE 0.4号とかフロロ3lb前後
- ジグヘッドは0.4~1g
- ストレート系のクリアカラーのワームなど
基本漁港内での釣りですから、ロッドは短くなく長くもないというところで選択です。
そんなタックルで上あごフッキングを確実にできるよういろいろやってます。
上あごフッキングするためにはどうすれば良いのか?試行錯誤中です。
魚のサイズも小さく、重さもない、ジグヘッドも軽い、ラインはフロロやPEとなると風の影響などやロッドティップの変な動きでもすぐに影響が出ます。
当然アワセが強すぎてもダメですし、軽すぎるとフッキングが硬いところに刺さりません。さて、どうしたものか…。
で、前回は最初にアジがワームをくわえた感触が伝わってから、少し長い時間アジがワームを口にしていたようでしたから、リールを巻きながら瞬間的に力を強め手首を返しフッキングに成功しました。
しかし、糸に弛みがある状態でアワセてしまうとフッキングできなかったり、途中で外れることが多かったです。
いろいろ考えながら釣っていたのですが、最終的には地面に対して竿を持つ角度を風の強弱、向きなどを考慮して、一番動かす長さが短くかつ力を掛けられるポジションでリールを巻いておき、アタリが出たら竿先がぶれない様に手首を返してフッキングを行うことが大事なのかなと思った次第でありました。
いやいや、メバル釣りも楽しいんですけど、アジング、とくにアジフライサイズのルアーゲーム、ハマってしまうともう抜け出せないです。
ただ、群れが居ないと全然楽しくないですし、釣れないのが痛いところ…。
アジがどこにいるか、その情報をどう見つけるかも大事ですよね…。