待ちに待った初夏から夏の釣り物シーズン、何が楽って昼間に楽しめることと、服装も日焼け対策前提なのでモコモコウエアは必要なし。
身軽になって動きも楽なのです。
ただ…日焼け止めと暑さ対策は必要ですが、一昔前にくらべたらウエアの機能性は抜群に上がってますからね ^^
さて、例によって朝ゆっくりのスタートで下道で高速代をケチって南の海を目差します。
うちからだと2時間から3時間も走れば、それなりに南紀の海で釣りを満喫できますが、今までは高速代がネックでしたから時間はかかりますけど、それが多少なりとも解消されたのは助かります。
開幕当初はカンパチさんの小さい個体を…うちの地域では『シオ』関東では『ショゴ』と言います
カンパチといえば刺し身、すしネタで知られてますけど、初夏のタイミングで小型の個体が回遊してきて、漁港内などでかなりアツくルアーにアタックしてくるので、とても楽しめるターゲット…らしいのです。
らしいのです…と言うのは実はこの時期に今まではまだメバルを狙ってましたし、キスのちょい投げと他の釣りを楽しんでいて、何となくちゃんと釣りに行ってなかったのですが、ここ数年遊んでもらっている方々の影響で今シーズンから本格参入です。
とは言ってもタックルはメッキさんのそれと同じ…ルアーもそれなりに使えそうなので、新規導入したものはとくになく、予備のPEラインやスナップを補充しておいたくらいです。
そのカンパチさんですが、この時期に手軽に狙えるサイズのものを、『シオ』とか関東では『ショゴ』と読んでいます。
それでも上から見ると…カンパチのパチ…の由来(?)の『八』の模様はハッキリしていますし、サイズの割に良く引くし、ルアーへの反応は抜群…ですが、すぐに同じルアーでは見向きもしなくなるツンデレさはかなりのもの?
ということでとても楽しみにしていた開幕なのでした。
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釣れるかどうか不安でしたが、何とか数も引きも堪能。かなりハマッてしまったかも?
いろんなポイントを数投ごとに移動、場所も移動を繰り返した結果とある河口に。
そこはメッキさんでは結果は出していましたし、過去に同じ時期に来たこともあったのですが、シオさんは釣ったこと無かったのですが…。
とりあえず魚も小型ということで、50ミリサイズのDコンタクト、ウエイビー、ティロミノーにトト42HSなどをあれこれ投げても無反応。
半分あきらめつつ…Dコンタクトを63にサイズアップし遠投。
シャローとカケアガリの境目の向こうに着水、そこからハードトゥイッチ、トゥイッチ、トゥイッチで手前に戻ってきたルアーの後ろに魚影がワラワラと。
その中の一匹がゴツンと食いついたのがこの日の最大サイズ。
22cm…で良いですか?
尾鰭入ってませんけど…Dコンタクト63アユカラーにて。
その後同じルアーをキャストするも反応ナシ、チェイスもナシ。
なので…Dコン50のピンクバックで…ちょっとサイズの良さそうなのがアタックも空振り…むちゃくちゃ浅いところで追いかけてきました。
反応、やる気ありそうなので、2、3投でルアーチェンジを繰り返す普段のワタシでは考えられない行動…で、何となくこの日良さそうなパターンが掴めてきたような。
シオ初体験、デビューにこういうことがあると助かります、少しでも釣れ方、釣り方、ルアーセレクト、色、種類など全てが勉強です(そこまで考えてなかったけど)。
その後…何匹かを確保しつつ…
ルアーもあれこれ試してみたのですが…、一匹釣りあげると同じルアーでは追いが悪くなったり…、フッキングしたのにバラすとそのルアーどころか魚の気配が消えたり、コツンと当たってフッキングしない時も同じルアーは見切られる…ような。
メッキさんのそれ、ましてやメバルさんとはちょっと緩いルアーセレクトでは厳しいのか…? いや、一度目の挑戦での結果なんで説得力も何もなく…、こういう時もあるのか程度で覚えておいた方が良いのか…?
などといろいろ考え、あれこれとルアーを交換、色、種類、サイズなど試してみました。
いや、実際には試したというよりも…あれもこれも使ってみた…というほうが正しいかもしれません。
結果…
こんな感じで釣れつつ…別の場所をチェックして再度戻ってきたら、今度はシオさんではなくツバスさんが猛然と追いかけてきて…
一度フッキングし、バラした後再度別のツバスさんが食いつくという…。
ちなみにこの子は、10cmくらいのイワシさんを食べていました。
何匹かリリースにオートリリースもあったりでしたが、お持ち帰りできて良かったです。
晩ごはんのおかずには充分、この程度ずつお持ち帰りですね。
処理もしんどいですから…めったにそんな数釣れませんが…。
この日のタックルは、メッキ用をそのまま流用で大丈夫でした
タックルですがとりあえず20cm以上のメッキを想定した選択にしました。
- ロッド パームス ショアガン 70L-TW
- リール シマノ ストラディックC2500HGS
- ライン 弾丸ブレイド0.5号
- リーダー フロロカーボン2号
と、少しロッドはハードかなと思ったのですが、これくらいのほうが強引に巻き上げてこれるので、柔らか目で引きを楽しみ過ぎて場を荒らすことも避けれるかなと。
あとルアーですけど…
最初の一匹… のあと、これをキャストしてから…
サイズダウンしつつ、派手目の色でアピールして…
この過激な動きでやる気の出たヤツに食わせる…
そんなパターンでした。
ちなみにツバスさんは…
食っていたイワシさんよりも小さいですが…
カラーはピッタリ?
そうそうデュオのトト42HSですが、前から釣れそうな期待はずっと持ってたのに、何故か釣れない…。
軽いので飛距離も出ない…そんなところを解消するために鉛シールを貼ってみました。
飛距離も伸びましたし、ルアーの軽さのため、アクションを大きくさせすぎると変な動きになってしまうところも、ウエイトが増えたおかげで安定するのか…?
ちょっと使いやすくなった気がしましたよ。
釣ったあとのお楽しみは新鮮なお魚料理…釣って帰ってすぐにさばいたのですが
冬から春のターゲット『メバルさん』であれば、家に帰ってくるのが夜中だったり、夜明け前だったり…。
なので、お魚を料理するのは翌日の午後以降。
帰ってすぐにさばくと…眠くて集中力もないまま…スパッと指を…魚のヒレで刺したり…さばくのが雑になったり…でしたから。
でも夏のお魚さんを釣って帰るのは遅くても日付が変わる前…。
せっかくなので先にさばいてみようかなと…過去にめっきさんで失敗したことを忘れてましたよ。
クーラーで冷やしているとはいえ、ちょっとやわやわ。
で、脂がしっかり…で、包丁はベッタリ…で、元々ダメなのにかなりうまく行かずで…
アップするのもためらうようなボロボロさ加減。
ちょっと残念ですけど…
小麦粉、卵、パン粉まみれになっていただき…
カリカリに揚がっていただきます。
どれがシオさんで、どれがツバスさんか分かりませんが、大きいのはツバスさんということで
刺し身は厳しかった(身が減ったので)ので、路線変更でとりあえずのパターンのカンパチフライにツバスのフライ。
かなりあっさり、淡泊なお味(脂はどこに?)でしたが、美味しくいただきました。
そうそう、ヒラメ同様お魚フライにはタルタルソース必需ですよね。
分かっていながら準備出来ず、翌日に市販品を購入しておきました。
相互読者増やせたら良いな・・・