気象予報士の資格…予報というコトバで良いのか?
最近、異常気象や数年に一度、数十年に一度という大荒れの天気で、大雨、増水、氾濫などいろんな事が起こり、それらが以上では無く普通のことになっている気もします。
そんな中、今回も九州で線状降水帯が出来、同じ地域でずっと強い雨が降っています。ニュース映像などを見ると川が氾濫寸前な状況です。
こういう状況を予報、予測できない(当たる当たらないではなく)のであれば、解説士で良いかなと最近思ってたんですが、違うかなぁ…どうなんだろうと、少しモヤモヤしております。
気象予報士…予報士…予報ですよね?
まあ自然が対象なんで100%の確率なんて求めてないのですが、先に書いた線状降水帯が出来る、出来そうな気象条件があって大雨の可能性を、予報士という資格の中に『予報』というコトバがあるのであれば、発表しても良い・・・のかなと思いません?
竜巻や地震の確率よりも、気圧配置、風向き、湿度、温度などの条件、数値などから前線の位置と合わせ、危なそうなエリアなどを告知しておく事が重要ではないかと。
災害のニュースで、今後の見通しなどで気象予報士さんが出てきて、大雨の原因、要因などを話すことが多いですが後付けの解説されても…。
それって予報ではなく、解説してるだけだと思うんです。
避難が遅れたり、逃げるのに危ない目に遭ったり・・・そういうことを少なくするためにも、早め早めの情報発信・・・。
予報でも大雨に注意とだけ伝えるのと、身の安全を確保しなければならない雨の量と伝えるのでは、感じ方は違うと思いますし明るい間に避難したり、避難の準備も出来るはずですし。
でもニュース映像で見る川の水量を見たら、もう避難するのには危ないと感じる水位ですよね。
線状降水帯に、活断層もそうだった
気象庁の会見なんかでも、線状降水帯という言葉はあったのでしょうけど、一般的には知りませんでした。
また阪神淡路大震災の時に出てきた『活断層』、あれもそうでした。
断層という言葉は知っていましたが、活断層が動いたとか…。
それを会見で淡々と話されてもね…。
気象のあれこれは、過去の事例の集計、統計からのハナシなんで、想定外のことが異常気象、温暖化で起こっているので予報できませんと言えば、自身で安全確保に少しは気をつかうのかもしれないなと。
やはり後からの解説する解説士で良いんじやない?
ニュース、天気予報、朝のバラエティ系番組で出演している気象予報士さん。
全員ではないと思いますけど、ある程度気圧配置などの図を参考にして、危険度が高そうなエリアを示し、そのエリアでいつもと違う降り方などを感じたら、早めに避難などと伝えることが出来るようになれば良いのですが…。
そう言えば少し前、台風上陸地点が民間の気象予報会社と違ってたとかで、揉めてたことあったような。
絶対にココって分からないとダメなものなんですかね?
うろ覚えですが、上陸地点が二つになると混乱するとか、ダメとかなんとかかんとかだったはず。
民間の方は一般の会員さんからの気圧データから、一番気圧の低かった場所を通過ルートにしてたんだっけ?
確かにあそこも、ここも、あっちもバラバラな情報出したら混乱するとマズいのは分かりますし、どれが正しいのか分からないのもダメでしょうし。
ならなおさら出来るだけ可能な限り、早めに情報出せるようデータを集めてほしいなと。
釣りで自然の中にいるので、怖いくらいの雨とか遭いたくないので。
しかし、今回の警報ももう少し早く出せなかったのかな? と、ホントにそう思います。
いろんな気象予報士がバラバラに発言、予報していくと収拾がつきそうにもないので、それも困りそうです。
それでも、情報を大変な状況になる前に出さなければならないし、結果大雨でなくても避難しなくては・・・という危機感をどれだけ常に持てるか・・・だと思います。
大雨の被害が少しでも減ると良いのですが・・・今回の雨も含めて。
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