この前、久しぶりに実家の近くを車で通りました。
実家と言ってももう別の人が住んでいるのですが、それでも小学生の頃に遊んだ公園、中学になってからの狭い通学路、そして高校になって免許を取得して原チャリで走った道路など…、まだまだ変わってないなと。
もう30年近くになるんですけどね ^^
さて、その実家近くを通ってふと以前働いていた事務所がどうなってるのかなと…。
車で走っていたので早速寄り道です…。
で、建物はあったんですけど別の会社が入っていて、地下にあった駐車場とかは何だか完全フラットになっているし、玄関なんかも大きく変わっていましたが、ビル自体はそのまま…懐かしいですねぇ。
今までに転職を何度か行ってますけど、あの会社が一番面白かったです…仕事内容は。
人間関係は…、まあいろいろドロドロ一歩手前までのネタもありましたけど、それはそれで何となく乗り切っていたように記憶しています。
で、久しぶりにそんな事を考えていたら、思った以上に仕事のトークを覚えていたのにビックリです。
仕事内容は地域の小さな英会話スクールに塾などの運営でした
ちなみにその会社、大手とかチェーン、FCでは無く独自の運営で英会話スクール、塾などを運営していて、他には貸し会議室などでも運営を行っていました。
最近思うんですけど、特に英会話教室ですが今も運営出来ていれば結構流行っていたんじゃないかと…。
それは…
これほど外国人がたくさん来日し(英語圏以外もたくさんですけど)、関空が出来ているし、関西はもとより大阪の人気も高く、USJなどもオープン…。
外国人観光客が増えてくるのは当然ですし、それ以上に小学校から英語が必須になるんですよね、確か。
そうなんですよ、そこの英会話のメリットは小学生どころか、幼児向き英会話もあったんですよ。
しかも…送迎バスまで使ってましたし。
組み方に寄ったら英会話⇒塾といったパターンもアリだったのかなと。
そんなスクールで、イベントもいろいろあって年に一回お祭りをやったり、アウトドア英会話イベントをしたり…。
そんな企画、運営をしていたんですよ。
楽しいでしょ…ホント。
しかもですよ…普段はシフト制で早番、遅番があるんですけど、上手く組めば早番の週末で15時すぎには仕事を終わり、その後3連休があった後は遅番…なんて、最高です。
早番で上がってそのままバイクで信州とか…4連休みたいなものですからね。
それに…コレが一番。
夏、年末年始のお休みが長い!!!
夏は確か2週間くらい休めたし、年末年始も10日間くらいあったと思います。
休日の出勤もありましたけど、代休はしっかりとれてましたから良かったですしね。
で、何で辞めたんだろうと今は不思議なんですけど、当時はそれなりの思いに色んな事があったんです、たぶん。
英会話のシステム、今だと相当人気が出たんではないかと思うところ…
当時は英会話スクールなども大手が進出し、CMなんかをバンバン撃ってました。
そんなところへ偵察行動に行って、長時間捕まるという失態をしたり、逆に偵察に来られたりとかもあったんだろうなと。
ところで今そのシステムで行えば人気だったんでは?と思うのですが、それは施設的には物足りないのですが、最終的に英会話って根性なんですよね。
腹をくくって身振り手振りで行動すればそれなりに通じるのです。
最悪筆談もアリですし、ゆっくり話してとか言えばそれなりに分かる…時もあります。
どうも中学校で習った文法優先、会話を無視した英語が沁みついているのですが、単語を並べるだけで何とかなるような気もします。
そう、気合いを入れて根性で乗り切るのです。
と言うのもそのスクール、教えるのは全員外国人でしかも英国や豪州では無く、ネイティブアメリカン…というのがウリでした。
で、すみません。
ネイティブアメリカンが良いのかどうなのか、優れているのかどうかも分かりませんし、豪州や英国の人に教えてもらうとダメなのかと言えば・・・それもどうなのか知りません。
ただひたすらオーナーから入会の説明時には、ネイティブアメリカンだと伝えなさいとコピー機幅の体で言われてました。
他に大事なところは…子ども向けは送迎バスがあるところ、これは便利ですよね。
あと駐車場が大きいので、お迎えの車も安心して待てるところ、これも大事ですよね。
路駐になると迷惑もかかりますし… ^^
はい、ここから覚えている入会希望者への説明、覚えてるなぁ…。
コースは週二回、週一回の2コースで、月木か火金コース、水、土は週一回コースだたような気がします。
入会金は1万円で、大人週二回は4万円(3か月)、週一回は2万円(3か月)くらい?
ここなんですよ、一番入会者が考えるのって。
普通3か月4万円であっても、年間分の16万円分をローンとか、一括の多少割引で支払いになるところが多い中、ここは3か月ごとで良かったんですよね。
年間払いであれば割引もありましたけど…。
社会人の方で働いているとどうしても仕事が詰まって来れない時があったり、転勤や異動で通えなくなったり、結婚とかいろんな事が大人にはありますし。
そんな時、3か月ごとだと気が楽ですし全然安いと思うんですよ。
で、何で安いかと言えば…教材が安っぽい…、それだけ。
英会話なんですから、別に教科書も資料も要らないんですよ。
コピーした参考分が数点載っている紙があれば…あとはひたすら会話、会話、会話。
そうしているうちに外国人、背の大きいブロンドの青い目をした講師へのコンプレックスは消えていきます、たぶん。
そうなんですよ、結局英会話、気合いと根性で乗り切るのが楽しむための早道と思う理由です。
あとは単語をどれだけ知っているか…ですね。
そんな事、自分が初めて接した中学の英語の授業では身に付きませんでしたし。
何となく最初の授業で開いたページには…公園のイラストがあって、いきなり挨拶から始まってましたよ。
Hello!
My name is Bill Brown.
相手も
Hello!
My name is なんちゃら… .
名前忘れたけど、ビル・ブラウンさんは覚えてますわ。
と、そんな感じでした。
いきなり公園で名前を言うって…ナンパちゃいますの?
とか今なら思いますけど、当時は文法とか必死で覚えて、覚えられず英語は嫌いになりました。
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で、何で辞めたんだそんなに面白かった会社ですが…
う~ん、ハッキリ覚えてないんですけどオーナーが変な事業をやり始め、その周りがあおるし、おだてるしで…。
一日お客の来ないワケの分からないお店で店番、そこで休日出勤一日。
耐えられへんかったですわ。
挙句に売上が無いとか怒られるし…。
まあ他にもスタッフ同士のアレコレで2派に分かれてしまい、仕事も楽しく無くなってたのもありますし。
丁度転職活動なんかの雑誌(当時はネットなんて無いので、全て雑誌でしたなぁ)で、感触の良かったところもあったので、見切りをつけましたけど休みとかいろいろ考えると好条件だったんですけどね。
一生出来るかと言えば当時は無理だったんですよね、たぶんそういう判断したんだと。
今だと問答無用でその会社に残ってます、たぶん。
あと10年後に今の会社があると言い切れるとこって…なかなか無いでしょうし、とりあえず給料少なくてもちゃんと休めるところ、ちゃんと休みにいろいろ何かが出来る気力を持てる会社。。。
そんなところが良いなと思う今日この頃です。
ちなみにその会社を辞める時、スタッフのおばさんに何で辞めるの?とか、うちの子はもっと頑張ってるとか、広告代理店に行って休みの日も仕事の事を考え街へ出てるとか…。
今言われたらアホか? と、ヒトコト言ってしまいそうですけどね。
あ~、ちょっともったいなかったかなと思う反面、今その会社は無いので正解と言えばそうなんですが…。
相互読者増やせたら良いな・・・