ここ数年、春の桜が咲く少し前から梅雨の雨が降りだす少し前、そうGWすぎから5月下旬あたりまで、メバル狙いで日本海へ行く機会が増えています。
近所のお手軽釣り場でも、玉ねぎアイランド、そして紀伊半島でも釣れる魚なんですが、あえて日本海へ行くワケは…、人が少ないから。
そうなんです、それこそ3月中旬あたりに夜釣りをすると辛い、帰りの高速の気温表示も0℃以下って結構ありますし、当然スタッドレスで向かっております。
そんな条件ですから、あえてお手軽に近所の海で釣れるのにわざわざ日本海へ行く人も少なくなるのは当然です。。。
濁りがなく、北東、北の風が弱く、波が静かで月が出ない時が狙い目なのですが
天気予報を見ると上空の寒気が強く、ゴロゴロさんによるゲリラ雷雨、突風などの恐れもあるようですが、とりあえず北上します。
途中、何度かパラパラと雨も降ってきましたが、現地は良い天気ですが…少し波が高い…いや、何分かおきに大きい波がやってくるようです。
しばらく様子見で、海の見えるところで休憩、時間調整です。
当日は月出が22時半すぎなので、日没から山の上に月が出るまでの23時くらいが勝負?
波もその大きい波がくる以外はベタベタ、風は真横からですが何とかなる程度なので、条件的には良さそうで、釣れそうな気配ムンムンでした。
日本海なので、干満の差は大きくはないのですが、それでも潮の動きによって活性が変わるポイントなのです。
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ポイントには明るい間に入り、潮の流れを確認したり、海草や岩の状況を確認
暗くなる前にポイントに入り、タックルをセットし明るい間に潮の流れ、強さ、向きなどを確認し、あとは日没まではおにぎりタイムであったり、エサ釣りをしたり、ひたすらルアーを投げたり…出来るのですが、今回はおにぎりタイムからの…防寒着を着る、です。
ここのところ最初にキャストするルアーはタックルハウス、オルガリップレス50なのですが、昨年に購入以来何とかコレでメバルを釣りたいと繰り返し投げ、そして最初は必ずこのルアーからスタートしてるのですが、未だメバルが釣れないという…。
と、今回も当然コイツからキャスト開始です。
明るい間に確認しておいたのは、他に波の立たない静かなエリア…が気になったので、しばらく海を眺めてチェックしてます。
分かりにくいですが、画像の上部ギリギリ、少し波が砕けていますが、コレは砂浜に波が上がっていっているところで…
ほぼ同じ場所で見るとデカい波がザッパーン!と行ってますけど、その波の右端の岸際からずっと手前にかけて、波がそんなに荒くなかったので、暗くなってからのチェック場所として意識しておきました。
沖の方を見るとかなりの勢いで波があり、テトラに当たってドッカーン…。
南の風なのに…日本海に低気圧あったかな、確か。
その影響…うねりですかね。
でも、静かな時は…
こんな感じ…。
でもまあ注意はしておかなとダメです。
あと、海草帯なんかは昨年の同じ時期とくらべてかなり少ない、規模が小さいようで、冬場の荒れた天気による波で、底がひっかきまわされてるのかもしれないです。
オルガリップレス…とうとう、いややっとバイトあり…からの3バラシ
薄暗くなってきた頃、それはいきなりでした。
超スローで引いてきたオルガリップレス50にゴン!
いい感じで重みが乗り、魚の感触が竿を通して伝わるも…ドラグを緩め設定にしていたので、ジィーッとラインを出してしまい、メバルさん(たぶんね)は手前の海草の帯の中へ…。
強引に引っ張ってラインブレイクは嫌なので、しばらく放置。
少し動いた感あり…ここで強引に抜こうとしたら…ルアーが飛んできて痛恨のバラシ。
ドラグ、緩々はあきません。
その後、キャストする方向を変え手前の海草帯の際を引いてくると、その海草帯の横でギュン!とバイト…、しかしフッキングミス。
食いが浅いのか、何が悪いのか…2発バラシは少し焦ります。
バラシた後なので別方向へキャスト…、今度は水面近くでバイト。
ほぼトップウォーター的にバシュッ!と出るも、これは完全に早アワセ。
魚の重みが乗ってからでも遅くない…という自分の考えを忘れて即アワセの結果、ヒットには至らず…。
オルガリップレス50…また今回もノーバイトなのか?
そんなことを考えつつ、レンジを下げるためにシンペンにチェンジ。
ピットスティックで速めに引くも気配無く…、早々に最近何かといろいろな魚に効いているラファエル登場。
ラファエル、着水後少し沈めて超スローで直進、そしてステイの繰り返し
ラファエルさんですが、メッキ、シーバス、その他いろいろ狙い以外の魚を含め、効果ありますが、今回もまた…でした。
スローで控え目な動きで…ココン!
少し間を開けて、アワせると…ドンという重量感の後横走り…。
最初の魚にように潜られかけますが、今回はドラグを締めてあるのでゴリ巻の後、抜き上げ成功の…26cmのメバルさん ^^
派手目なトゥイッチ、ダートではなくゆっくり、地味なアクションのほうが効果があって自分にはちょうど良いのかもしれません。
連続ではどうも釣れず、周辺をウロウロしつつキャストを繰り返しますが、潮がどんどん下げて行くので、浅い場所が増えてシンペンだとロストが嫌なので、当然シャローを思いっきり攻めれるサイドのオルガリップレス50。
水面直下をゆらゆら~とスローで引いてくると、モゾモゾッと。
反転して向こう合わせで掛かることは無さそうと感じていたので、少し間をあけてからしっかりアワセたら、ドンとお魚の感触が。
こっちも横走りの後手間に突っ込んできて、ラインがゆるゆるになりましたが無事に抜き上げ成功の27.5cm。
こいうのが出るから止められないんですよね、しかもプラグでシンプルな釣りですし。
これから先もプラグで遊べる季節なんで、あともう1、2回は行きたいなと。
プラグへのバイトがなぜそんなに微妙で、アタリが小さく感じたのか…
今までプラグで釣ったメバルさんですが、もう少しアタリが大きかったり、向こうアワセ的に魚の重みでオートフッキングしていたんですよね。
でも、今回は全然ダメというか、ルアーの気配が消えるような…そんな感じです。
ルアーを引いてくると当然その重み、ルアーが受ける水の抵抗で動くルアーの感触…などが、ロッドを通して伝わってきます。
が、ルアーの進行方向に動くようにメバルさんがルアーを口にすることによって、ロッドティップからラインを通してルアーまでの間で、引き抵抗などによってかかるテンションが一気になくなり、フワッとした感触と、微妙に魚がルアーに触っている感触…そんなところが伝わっているのかも?
だから魚体を反転した動作で重量感のある感触ではなく、フワッと軽くなるようなところでしか出なかったのかもしれません。
とりあえず二匹、それなりのメバルさんに遊んでもらったのでヨシとしつつ、残念なトラブル発生で釣りを終了です。
さて、どうやっていただこうか…ちょっと楽しみです。
相互読者増やせたら良いな・・・