メッキは死滅回遊魚…のはずですが 最近の紀伊半島は変わってきてるのかもしれない?
ハイシーズンにもかかわらず(そう思ってるだけかも)メッキがここまで釣れないので、ここ数年いつ釣れたのかを思い出してみようと思います。
自分の記憶の中ではメッキ釣りと言えばお盆から秋の釣りで、それ以降は殆ど釣れなくなって、気温、水温とも下がる冬を越すことはほぼないという知識でした。
が、ここ数年を振り返ると…何だかその思い込みが間違ってるかも? と、そんな印象に変わってきています。
確かに8月の漁港回りやスロープ回りを良く狙って楽しんでいますが、最近は冬から春にピンポイントで上手くハマると釣りが成立する事が分かってきました。
もちろんメッキゲームの楽しさや釣り方を教えてくれた先輩、お仲間さんからの情報もあっての事ですが、自身も冬場や春、梅雨前などにメッキが釣れてくるのを経験すると、やはり冬を越して成長しているのかなとしか思えません。
が、それは喜んでばかりも…ですよね。
当然海水温が高くなって越冬できるとも言えますし…。
確か3月に和歌山で釣ったメッキさん(S.P.M.75にて)。
夏に開幕、秋にかけては小さいメッキの数釣りを楽しむ
だいたいお盆明けくらいから小型のミノー、ポッパーに最近お仲間さんの間で良く使っているレジン製ハンドメイドルアーなどで数釣りを楽しんでします。
レッドペッパーナノをサーフで…
夏場はこういうサイズ多いです
漁港スロープ、川の流れ込み、漁港回り、サーフなどいろんな場所をランガン、群れを見つけたらあっという間にツ抜けできる…そんな季節ですが、2021年はダメでしたね。
夏場の水温が高すぎるのか、ベイトが全然寄って無かったり、入水してもお湯みたいな水温だったり…。
高すぎるのも良くないのかもしれませんから、流れのあるところ、水の動きがあるエリアを探すのが良いのかなと…。
- ショアーズ・ストリーマー
- レッドペッパーナノ
- Dコンパクト38
- Dコンパクト
秋、残暑が続く間に大阪湾内、中小河川の河口をします
秋前半、まだまだ暑い季節、その頃から大阪湾内に入ってくるメッキを探したり、和歌山北部の河口回りをチェックです。
確か大阪湾最南部で確保したメッキさん…2021年は数が少なかったけど
まだこの時期に使うルアーは小さめですが、秋とともに水温が少し下がり始めてベイトの動きも活発になるとともに、それを捕食するメッキの行動もかなり活性が高くなってきます。
この頃からペンシルポッパー、トパーズSのトップゲーム、シンペンの水面直下での亜アクションが効いてくるタイミングかと…
- ペンシルポッパー
- トパーズS
- Dコンパクト
- APOON スリム5g
秋後半から初冬、そろそろルアーのサイズを大きくしてアピール力をあげて…
朝晩涼しくなり、一雨ごとに水温も下がってきたら、朝晩のマズメにランガンせずに待ち伏せで粘って狙い撃ちしています。
特に北西、北風が吹いたりした後、冬の気配が感じられる頃が自分としては一番楽しめているかもしれないです。
この頃になるとメッキも成長し、サイズが大きくなってくるので一度の捕食活動で大きなベイトを確保して、エネルギー消費は少なく済ましつつお腹一杯になりたいのかなと勝手に妄想しています。
- Dコンタクト50
- Dコンタクト63
- S.P.M.75
- APOONスリム 5g
この頃に良くやるメソッド(という程ではないですが)、Dコンタクト63を遠投しボトムに着底させたあと、ロッドを立ててエギングのシャクリのようなロッドワークを行って、縦トゥイッチを2,3回、そしてまたボトムへ落す…。
この繰り返しで上に浮いてこない日の攻略が成功した事もありました。
あと同じくDコンタクト63のハードトウィッチではなく、ロッドのティップを長めに動かしてルアー本体の持つアクションを行って、ラインスラックを待きとる間にルアーをステイさせるの繰り返しでも効果が高い時があります。
水面まで浮き上がってくるくらい活性がたかければ、もうポッパーでもシンペンでもフローティングペンシルと、何投げてもお祭りになるんでしょうけどなかなか上手く行きません…。
年末・年始の天気の良い日、お昼前後の陽のあたりが良くて風が弱い穏やかな日を狙って
年末年始、お正月休みの期間も何度か和歌山は南紀エリアまでお昼の一瞬や、夕マヅメオンリーで狙いを定めて行く時がありました。
暖かい日もあるんですけど、さすがに一日寒い中釣って熱とか出てしまうとややこしい世の中ですから、無理せずお昼から日没までなど短めで竿を振ったりしています。
夕マヅメポイントでは潮位の関係なのか、回遊してきたりそうでなかったりムラが激しいのですが、回ってさえくれば夕方のみで良型でのツ抜けもあります。
また別のポイントではお昼前後、ポカポカ陽気の日に少しの時間ですが回遊があり、そのピンポイントを狙い撃ち出来れば相当楽しい釣りが可能でした。
あれ、何か夏から秋より冬のほうが良い釣り、面白い釣りしてるかも?
この頃になると向かい風にも負けない飛距離を出せるウエイトのルアー、風の抵抗が少なくて良く飛ぶルアー、風でラインがあおられてもルアーのウエイトでボトムが取れるルアーを多用してます。
- Dコンタクト63&Dコンタクト63TYPEⅡ
- APOON スリム 8g
- S.P.M.75
このあたりを多用していますが、風が無く水面までメッキが出てくるようであればペンシルポッパーも有効だと思います。
春が到来した桜の季節に良型メッキが釣れてしまう今日この頃
どの場所、どこのエリアもというワケではないでしょうけど、色んな条件が揃った場所であれば桜の開花が話題になるタイミングに、メッキが釣れることが分かりました。
ただその場所がどこなのか、どういう条件なのかはまだ手探りなので、偶然釣れてしまったのかもしれない…という思いは多少あります。
いずれも3月のメッキさんです。
ミノーではなかなか厳しかったのですが、S.P.M.75をボトでスローな動きで誘ったら反応良かったですね。
アユパターン? みたいなタイトルですが、遡上のタイミングと合ってるのか、アユが既に溜まっているのか確認はしていないので、全て妄想的ではありますが…。
このあと、4月から7月にかけてはシオを狙ってるので、メッキはたまにしか釣れてません。
でもどこに回遊してくるのか、どこに溜まっているのかが突き止められれば年間通して楽しめそうなのは間違いないかもしれません。
でも、夏前はシオが釣りたくなるのでメッキゲームは一旦休憩の期間です。
結論 メッキゲーム、和歌山でも年間を通して成立しつつある? 大阪湾は北西風が吹き出すと終了か…
自分の中で振り返ってみても、梅雨前後からお盆あたりの期間以外でのメッキゲームが楽しめている結果になってます。
大阪湾では夏後半から秋前半がピークで、朝晩の冷え込みが感じられる頃には終了かなと考えていますが、温排水が常に出ているところではデカイのが残ってそうなんですが、なかなかそういう場所には入れなさそうですが…。
とはいえ、春先にはメバルに、夏前はシオを追いかけたりする期間があるので、その時期にもう少しメッキを意識してみるとまた違った結果が見えてきそうな気がします。
メッキゲームに関する過去記事はコチラ
grapetown-anex.hatenablog.jp
使用するメッキ用タックルを季節ごとにまとめます
夏から秋の初めころ…使うルアーが、レッドペッパーナノ、Dコンパクト38、Dコンパクト、ショアーズストリーマー、ペンシルポッパーなど
■ヤマガブランクス ブルーカレントⅢ 74
■ヤマガブランクス ブルーカレント76TZ
秋本番、メッキのサイズが良くなり活性が上がってくる頃、ペンシルポッパー、トパーズS、Dコンパクト、APOON スリム 5gなど
■ヤマガブランクス ブルーカレント76TZ
■ヤマガブランクス ブルーカレント76Stream
その後、冬場から春にかけてサイズが良い季節、Dコンタクト63、Dコンタクト63TYPEⅡ、S.P.M75、APOONスリム8g、ボトムをネチネチするのにメタルジグを使うのに
■ヤマガブランクス ブルーカレント76Stream
と使い分けていますが、使えるルアーの幅や他の釣りでも使う事を考えると、ブルーカレント76Streamが一番良いのかなと。
実際私も同じ竿を複数所有したのは初めてですが、2本持っています。
リールは最近買い替えたルビアスの2000番にPE0.4号、リーダーは1.5~2号のフロロを使用しています。
お気に入りルアーはまたまとめて紹介したいと思います。
相互読者増やせたら良いな・・・